出展作家
※(☆)の作家は7.10(日)~18(月)までの出展
1 アトリエあわい
京都での学生時代は日本画を専攻し、絵を描くことを活かした仕事を模索する中で、京焼の絵付けと出会いました。日本の郷土玩具や縁起物などに触発された和のモチーフを、淡くやさしい色合いで、ゆるやかでのほほんとした雰囲気の絵付けを目指し、制作しています。
「染付招き猫」2022 ,素材=信楽土、透明釉、呉須 サイズ各4.5×4.5×5.5cm
2 磯村貴子
身近な癒し(猫、犬、鳥、うさぎ、花、小物など)を描いています。
今回は、夏、夏祭りをイメージとした作品を描きました。
暑い季節の中で、ひととき小さな癒しを感じていただけたらと思います。
「透明な涼」2022,素材:雲肌麻紙,岩絵具,水干絵具,墨,胡粉,F0号(18x14cm)
3 板香澄
主に、生き物をモチーフに紙の切り絵モビールと、2枚のガラス板に切り絵を挟んだガラス絵を制作しています。紙を蝋引き加工して,光の透過を感じられるようにしています。ゆらゆら揺れるモビールと光を通すガラス絵、それぞれの美しさや愛おしさを感じられるような優しい作品作りを心掛けています。
「モビール*子鹿とクチナシ」2021,素材:紙(マーメイド他)・硬質ステンレス線・金属リング・糸・蝋 ,サイズ:縦37×横28cm
4 イマダセツコ
25年ほど前に陶芸と出会い
ブランクを経て現在は京都にて作陶しております。
@毎日の暮らしを少しでも楽しく豊かにしてもらえるような作品、いつでも手にとってもらえる普段使いの器や気持ちがやさしくなれる動物たちを作っていけたらと思っております。
5 宇絲
麻や綿、絹など、自然からうまれ、自然に還る素材を中心に選んで、
装身具に仕立てています。
そのかたちはすべて、“まる”を一つ一つ繋いで出来上がります。
手編みにより創り出される装身具は、唯一無二のものです。
・耳飾り-フリンジ-/2022年/麻(ヘンプ・リネン)草木染/6×3㎝
・耳飾り-海月-/2022年/麻(ヘンプ・リネン)草木染/2.5×3㎝
・耳飾り-菊花-/2022年/麻(ヘンプ)草木染/3.5×3㎝
6 whereisyoursanta
大人もこどももなんだかワクワク楽しい気持ちになるクリスマス。
サンタはまさに大忙し。クリスマス以外は何をしているのでしょうか?
プライベートの時間を過ごす様子をお届けします。冬の装いとはひと味違うサンタをお楽しみください。
7 N&
平和への祈りを込め、この世界にいる人が少しでも優しい気持ちになれるような作品を展示予定です。
「花と天使」2022,磁器,高さ10~18cm
8 ebico pottery
「お茶の美味しいうつわ」をテーマに急須やティーポットなどお茶にまつわるうつわを主に制作しています。ひとつひとつ違う模様が彫られたうつわは一つとして同じものはありません。一期一会のうつわとの出会いを楽しんでいただけたらと思います。
「ティーポット」 2021,陶器,12.5×19×12cm
9 大内瑤子
森に立つ朝靄、夜の帳を往く流れ星、雨降りの後の土のにおい。
そうした、日々の中に見つかる “心をどこか遠くへ運ぶ” 景色や事象を、忘れないように思い出せるように。いきものの佇まいを借りて、あるいは海や森のかけらを使って掌の上に留めおこうと制作しています。
「月の明るい夜のこと」2021,陶土,釉薬,植物
W50mm・D50mm・H150mm(活け込みの植物含まず)
10 尾澤まや子
「練り込み」という技法で陶芸制作しています。この技法を使って土の内部の“流れ”を表現し、その流れが波のうねりになっていくような造形にしたいと思っています。
「波の記憶」 練り込み陶芸,2022, 12cmx12cmx高さ3.5cm. 2022年制
11 オノマイ(☆)
三毛ネコと暮らすネコ絵描き。ある日ネコこそ食物連鎖の頂点である人間を他のどの動物よりも上手く操っているのではないだろうかと気付き、ネコが人間に与える影響力に魅せられ、彼ら彼女らをモチーフとし、その高いポテンシャルと共に自身の思想を表現した作品を制作している。
12 何承霖
私は生まれてから一条の死への道を踏んでたとおり、マルティン・ハイデッガー が「時間と存在 」での记述に死へかう存在のように 私は生まれながらに 孤独の存在に、一歩一歩前の探求は、死に向かって、そして、僕にできるのはゴールにたどり着くまでに何かを残し続けることだけで、それは僕がこの世界に存在していたことを表している。
13 川名萌子
日々の景色をモチーフに器や花器、生活を彩るものを
様々な技法で制作しています。
「壁掛け」陶器、手びねり紐づくり、約15㎝×15㎝×厚み2.5㎝
14 空風花(☆)
水彩色鉛筆を使った独特のブレンド方法で、空想的で空気感あふれる世界を描きます。子どもや動物と花の組み合わせが多く、癒やされる優しい絵がコンセプト。一枚の絵から物語を感じてもらえるように心がけていますが、これからは一枚絵に限らず、絵と言葉の相互作用で一つの世界を描き出す、そんな作品づくりを考えています。
「夕焼けに染まるキリンの子どもたち」2021,イラストボード(タッチⅡ),水彩色鉛筆,B5サイズ
15 久保万理子
近年生活から遠のいてきた漆という素材をより身近に感じてもらうために、ブローチやアクセサリーという形で普段使いしやすい生活の中に溶け込む漆を目指し制作しています。
「椿」2019年、漆・アルミ・顔料・金粉、57x40mm
16 コニシマキコ
日々の移ろいや感じることを水彩のにじみとドローイングで表現しています。
また作品をモチーフにした紙雑貨や手描きした素材を使った雑貨作品など制作。
手にした時に、じわりと心が満たされるような小さな幸せを感じてもらえたらうれしいです。
紙雑貨「いろいろ紙」2022,上質紙,148mm角
17 kohan jewelry
湖のほとりのような静かに移りゆく情景は、そこに佇む人の心や体のゆらぎと重なり合い、
穏やかな気持ちをもたらしてくれます。
KOHANはそんな変化する情景を形にし、身につけることをコンセプトに装身具を作っています。
季節や時の流れ、空模様を肌で感じ、そこで得た何気ない発見から着想し、KOHANの装身具は形作られます。物事の移り変わりの中で、今を生きる人の毎日をより豊かなものに変えていくよう、丁寧な手仕事を大切にしています。
泡沫|Utakata ,2022
リング/sv950 、淡水パール(6,5㎜)(8~10号)
ピアス/sv950 、淡水パール(6,5㎜)(全長17㎜前後)
18 コバヤシタク
アクリルや透明水彩などを使ったドローイング作品や
麻紙に 岩絵具や銀箔・木片・植物の版などを使ったマテリアル作品を制作しています。
「シグナルブルー」2020,
素材:紙・水彩・アクリル・色鉛筆など,180×240㎜
19 小林ひかる
時間の経過による変化や、過去・現在・未来の繋がりに魅力を感じ、その時々のテーマと絡めて思考し制作。主に植物の姿をかりて形にすることが多い。真鍮、銅、シルバーを使い、アクセサリーからジュエリー、オブジェ・雑貨など幅広いものづくりをしている。グループ展、イベント参加にて活動中。
「チューリップのおろし金」2022,銅,115×60mm
20 崎山ハナエ(☆)
沖縄の伝統的な染物、「紅型」を染めいます。
現代の暮らしに馴染む紅型染めをコンセプトに、身近な自然物をモチーフとしたデザインで透明感や水を感じる表現で制作しています。
「ニライカナイの片隅で」2022,絹,顔料,44×160cm
21 佐藤雅美(☆)
岩絵具で作品を制作しております。
「Free」2022,岩絵具,高知麻紙,F0
22 塩田千種
言葉の意味や在り方、草花からインスピレーションを受け
そこに少しの物語を添えて作品作りをしています。
「まめたぬき-椿-」2022,陶土,5×6.5×6.5(HWD cm)
23 shizuku
様々な素材の良さを感じ、纏う人の笑顔を想像しつつ、装飾の楽しみを忘れずに制作しています。
彫金の経験を経て、現在は様々な金属の可能性を探りながら、アクセサリーやオブジェのオーダーも承っています。
「Lamp『猫』」
size:130×100×130(傘),material:真鍮
Body:ペンダントライト用ソケット
※スイッチ付口金E26、60Wまで
24 清水真衣
時間の経過とともに、状況が変化していく…
そういう瞬間にいつも心がひかれます
「アンモナイト」2022,石膏地,全卵テンペラ,F0(180×140mm)2枚組
25 辻美保子
家やカフェ、百葉箱などをモチーフに制作しました。今回は、お家に置きやすい小さな絵やオブジェを出品します。「中に何があるのかは知っているけど、実態はわからないもの」を想像して楽しんでいただけたら幸いです。
オブジェ「ひととき」2022,石粉粘土,アルキド樹脂,ポリエステル樹脂,5.6×5.6×7.5cm
26 角田恵子
2009年から独学でガラス作品を創り始める。
バーナーワーク、ステンドグラス、キルンワーク、など作品に幅を広め現在に至る。
ニンマリしちゃう作品創りを心がけてます。
「ガラスの落花生箸置き」2022,ガラス,それぞれ約縦4x横1.5x高さ2cm程度
27 toddle work
気楽に使える漆のものを作っています。
木や漆に触れていると、何となく、自然や、空や、ゆるやかな時間のことに考えが飛んでいきます。
「dried flower vase -full moon house(M)」
2021,木,漆,ブロンズ粉,H7.5cm xW6.0cmxD3.0cm
28 富田 ありこ
銀・銅・真鍮を使い、伝統的な技法で新しいデザインの作品をひとつひとつ制作しています。
「電球ピアス」2022,真鍮,コットンパール,2cm×5cm
29 中村あめか
自然ので中遊ぶことが好きで毎年山を旅して、近年は鳥をテーマにした作品を描いています。
野生の動物は気配は感じても 殆ど姿を見ることはできないけれど、
確かにいる、ざわざわとした胸の鼓動、におい、風の色。
見えない分、空想が膨らんで絵のインスパイアとなる。
色彩溢れる画面の中に あなたのとっておきの鳥を探しに来て下さい。
「涙の林檎」2022,油彩,キャンバス,19.8×19.8cm
30 長尾真莉子
羊毛から糸を紡ぎ、染色、撚りをかけて一つ一つを手作業で行い『装飾する糸』を制作しています。つつみ展2022では装身具と壁掛け作品を出展致します。
「かざる糸 – aurora1 -」2021,羊毛,30×30×3cm
31 中村友紀子
自然現象や生物の生態から感じられる不思議さやおかしみを、ガラスを通して表現したいと考えています。
「半分の鳥」2022,ガラス,銀箔,W:D:H=80:60:70mm
32 橋本樹里
盛り上げ胡粉を用いた模様とマチエールとし、その上に抽象的な色面を置くことでできる空間が見る方によって捉え方が異なるように制作しました。地層のような、またもや波のような、鑑賞者のその時の心象と少しでもリンクする部分があれば幸いです。
「無題」2022,岩絵具,220×220mm
33 長谷川正美(☆)
毎日見ているモノが、ある日突然違って見える時の、一気に溢れ出すさまざまな感情は、あまりに複雑で一瞬の出来事すぎて言葉にできない。その一瞬の出来事に迫りたい。そして、たった一人でも、その気持ちが届いて欲しい。「日常への眼差し」をテーマに、生活圏をモチーフとして主に油彩画を制作しています。
「Blue sky」2022,油彩,キャンバス,14×18㎝
34 林明日美
私は、意識とは何か、ということについて考えています。答えが見つからないその大きな疑問を抱く事は、私が作品を作る大きな原動力になっています。
視覚的に捉えることができない感情、感覚、言葉や表情になる前のもの、自分でも気づかないが自分の中で起こっていること。そのようなものが身体を動かし、行動し、何かを感じ、時間の流れとともにそれは繰り返されます。意識と呼ばれるものは、一体どこから生まれたのか。それはいつか無くなるか。私達は自分の意識を自分のものだと言い切れるのか。そのような疑問が尽きることがありません。
「Crossing of air」2020,銅版画・メゾチント,イメージサイズ:85×145mm
35 hinatakyoku
細いワイヤーをかぎ針で編み、アクセサリーを制作しています。
使用しているワイヤーは0.2mm、先端が0.6mmの細いかぎ針で編んでいます。
繊細な編み目と軽さ、落ち着いた色あいにこだわり、ひとつひとつ作っています。
「ワイヤーと青いガラスのピアス」2021,アーティスティックワイヤー・ビンテージガラスビーズ,縦 約1.5x横約1.5cm
36 FURARI
ポリマークレイ を使用した、ピアスやイヤリングなどの、装身具を製作しております。
FURARIのアクセサリーは『時代や流行にとらわれない、あなたらしいデザイン』を大切にしています。アクセサリーをお迎えくださったお客様に、いつまでも大切にしていただけるよう、あまりトレンドは追わず、いつの時代でも身につけられるよう、個性的かつ、シンプルなデザインのアクセサリーを製作しております。
ご年齢は関係なく、さまざまなご年代のお客様にご覧いただきたいと思っております。
「extruder」2022,ポリマークレイ・ニッケルフリー
37 松村淳
日常の風景の中にある、小さくささやかで愛おしいもの。
忘れられたような朝の白い月、ベンチに揺れる木漏れ陽、そよ風の香りに感じる季節の移ろい。
それを見つけられたときにかすかに揺れる心の動きをそっとガラスに留めるように制作しています。作品を介して、私の中の個人的な物語が見る方それぞれが持っている風景の物語と重なり、目に映る景色がほんの少し特別で大切に思えるきっかけとなれましたら嬉しいです。
「ひとひらの風景-煙突のある風景-」ガラス,接着研磨,35×35×35mm
38 三宅葵
私は日々の何気ない日常風景を作品に展開しています。
撮影した日常風景の写真をドローイングに展開し、モチーフの輪郭や影の形を簡略化し、色面をパズルのように組み合わせて表現しています。
パズルのように組み合わせた色面の色をひとつひとつ考え直し、全てに異なる色を与えます。そのため私の作品は版数と色数がそれぞれ40~100ほど使われている点が特徴です。
「2021.4.16 16:12」2022,シルクスクリーン,170×228mm
39 村野生
私が日本画を選んだ理由はお客様から引き取った遺品の岩絵具がたくさんあったからでした。
故人の想いを私なりに引き継ぐ事で死を乗り越えらるのではと思いました。また、私は宗教には救われませんでしたが、ニーチェやアランの思想哲学に救われました。いつの時代でも芸術は美しいものだと信じて制作しております。
2022,日本画,紙本彩色,銀箔
40 森あゆ
黒陶の思いがけないグラデーション。2つで1つの形。人間のフォルム。
『偶』という言葉にはそんな意味を込めました。人の身体の曲線を陶で表現しオブジェを制作しています。触りたい、撫でたい、心地の良い形を目指しています。
「偶」2021,陶土,WDH130×120×100(㎜)
41 森島花
自ら漉き上げた和紙に、水性木版を用いて色や形を重ねることで制作。和紙という素材の持つ豊かな表情に加え、版表現の持つ間接表現から生まれる偶発性に魅力を感じる。私が赴き眺めた山々この地の心地よい空気を感じられる光景を。
「mount-3」2021,手漉き和紙に水性木版,100×260mm
42 Mori Hiroe
手にとってもらえた方が、ほっこり癒やされるような動物の刺繍ブローチを作っております。私にとって 縫う とは絵を描く手段の一つだと考えています。ペンでスケッチするような自由な線を糸で表現する、その独特な凹凸や光沢に惹かれます。動物の毛並みの流れや質感を細かい縫い目で表現することにこだわりを持っております。
「アオアシカツオドリ」2022,フェルト,絹糸、,綿,ブローチピン,縦7cm×横3cm
43 rishta
rishta (リシュタ)とは…
ペルシャ語で「糸」「つながり」「縁」という意味。
革と革が糸でつながり かたちつくられた [もの] と [人] が つながっていくことを願っています。
rishtaの中でとても大切な「つつみ展」。
革で”つつむ”ということを感じながら 今回も参加させていただけてうれしいです。
「Key case」2022,革,真鍮,約75×約75mm