つくるひとxつかうひとxみるひと展 2022 /『Wear Art』/『Print Exhibition -mini-』/『227no158 -mm-』/

つくるひとxつかうひとxみるひと展 内企画

2022.7.3~8.1にて開催の”つつみ展”会場奥小部屋にて、会期中以下3つのグループ展を開催いたします。
開催時間はつつみ展に準じます。
会場の様子は Instagram にて更新いたしますのでぜひご覧ください。

また、会場作品展示と並行して、 オンラインショップ での作品取り扱いをいたします。
合わせてお楽しみください。

(下記掲載の画像には、出展作品以外の参考作品画像も含まれます。)



『Wear Art』
装える、小さな美術作品としての装身具を集めました。ささやかに光る個性をお楽しみください。
2022.7.3(日)~10(日)
会場:中央テーブル

1.kamacosan.
「シャトル」という名の小さな道具と糸と手で
結び目を連ね象るレース編みの技法
「Tatting Lace : タティングレース」
現実から旅に出てしまえるような
クラシカルで不思議な世界。
その世界に飲み込まれたくて作り続けています。

『流れ星のピアス』(サイズ:モチーフ部分約26mm)

2.鈴木麻希子
「縫う」をテーマに服、包装紙や食品などを縫って作品制作しています。
書いて忘れない、身に付けて忘れないメモ帳ブローチ。きっかけは先生の胸ポケットにあったメモ紙でした。
表紙には福岡県久留米市にあったパン屋「キムラヤ」の包装紙を使っています。この本もページを綴じるために縫っています。
ぜひ本を開いて縫糸を探してみてください。

絶対に忘れないメモ帳  2022,パンの包装紙等,30×35mm

3.Seraphim
パールやビーズを一粒ずつ重ねることで、手仕事の温もりが感じられるアクセサリーをつくります。

waffle 2021,ガラスビーズ,サイズ=およそ15×25mm

4.手作り腕時計作家ユリク
ただ時間がわかるだけではなく
意識したら、すこし違うところに飛ぶことができる、とか
時の流れを感じるという意味の「時感」とか。

ひっかかりをみつけたらそこが入口。

素数時間計 2022,素材=真鍮など,サイズ/幅約36mm、長さ約230mm


『Print Exhibition -mini-』
シートサイズB5寸以下のちいさな版画作品を集めた展覧会です。様々な版画技法で描かれた世界をお楽しみください。
2022.7.11(日)~18(月・祝)
会場:奥小部屋

1.Kawai Shoko
日々の気付きや思考を動物たちに託し、リトグラフという版画技法で表現しています。

「ONIGIRI」 2022,紙にリトグラフ,10×10cm(紙サイズ16×16cm)

2.櫻井美由紀
“流星”シリーズは願いを込めて祈った幼少期を思い出しながら、色鮮やかな夜空に流れ星を一つ一つ丁寧に描き、胸に残る夢や希望に優しく寄り添えるようにと制作しました。

「流星#5 」 2021,フォトポリマーグラヴュール、手彩色(流れ星),137×68㎜

3.Takako Oho
存在の内側にあるものを考察し、版表現によって生まれる存在の間接的距離及び現象における内的感覚の具現化をテーマにしている。
また自然の造形、光、水、火、時間、本、音楽などから得られるインスピレーションが作品の核になっている。
今回の企画展では、銅版画作品と、サイアノタイプ(19世紀の写真製版技法)で制作した作品を出展致します。
ここ近年、自分で撮影した写真を作品に取り入れており、テクスチャーが手描きの風合いとは違った不思議な雰囲気になるのが気に入っています。

「Flowing」2021,技法=サイアノタイプ,紙、感光剤,90mmx90mm

4.藤田恵梨子
私の創作活動は、一過性の歴史を記録する行為であると考えています。
現在は水性木版画をメインに現在の広島の風景をコロナ禍で描き始めたスケッチを元に再構築し、有機的な形を用いて表現しています。
私の作品の何かが、この土地の忘れられていく歴史や誰かの忘れていたことを思い出すきっかけになれば幸いです。

「waterways」2022,水性木版画,182 x 257mm

5.三宅葵
私は日々の何気ない日常風景を作品に展開しています。
撮影した日常風景の写真をドローイングに展開し、モチーフの輪郭や影の形を簡略化し、色面をパズルのように組み合わせて表現しています。
パズルのように組み合わせた色面の色をひとつひとつ考え直し、全てに異なる色を与えます。そのため私の作品は版数と色数がそれぞれ40~100ほど使われている点が特徴です。

「Mint.6」2022,シルクスクリーン,207×142mm

 


『227no158 -mm-』
サムホールサイズの作品を集めた展覧会。小さな矩形の中に広がる豊かな世界をお楽しみください。
2022.7.20(水)-25(月)
会場:奥小部屋

1.竹内由美
絵を描こうとすることでしか出逢えないことが、私にとって大切な時間であるのは、私が私に還る場所だからです。気付きの感動や、思索を、線や色を重ねて絵とし留めることは、時に、自分でも知らぬ間に前から求めていた景色になる魅力があります。私はそのような日々の積み重ねを、これからもずっと続けていきます。

「萌を見る」2022,岩絵具、和紙、膠,158×227mm

2.辻美保子
「中に何があるのかは知っているけど、実態はわからないもの」を想像して楽しんでいただけたら幸いです。

「向こう側」 2020,油彩,白亜・パネル,158×227mm

3.仁科幸恵
私は主に油彩で人物や植物などを描いています。
モデル・対象の表情からはそれぞれ異なる内面や、生き生きした感情、
それまでに得た経験が顔をのぞかせます。
身近な場所、もの、人を描きながら自分にしか出せない表情を追究していきたいと思っています。

「ねむい」2021,アクリル、キャンバス,140×180 mm

4.広瀬直子
私にとって描くことは、祈りのようなものなのかもしれません。
私は、この世界を、人間を、私たちを、私を、好きになりたくて、愛したくて、手を動かしているような気がします。
弱さも愚かさも丸ごと全部抱きしめられるようになりたいと願いながら。
作品の登場人物一人一人を、抱きしめたいと思いながら描いています。

「もしもし、あのね、」2022,岩絵具・胡粉・アートグルー・綿布・木製パネル,158x227mm

5.牧田紗季
重力から解放されたような情景に惹かれます。
浮遊感のあるモチーフや現実味を欠いた世界をよく描くのは、そのせいかもしれません。
過去の記憶、夢の世界といった「ここではないどこか」を切望する気持ちは現実逃避願望ともいえるでしょう。

「湖面を望む」 2021,雲肌麻紙に岩絵の具、水干絵の具、金箔,33.3×24.2cm