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2018.12.20(木)~12.26(水) TOKYO×PRINT×LANDSCAPE Ⅲ 〜新しい季節をまちながら〜 ハットリアイコ・門馬英美・吉田庄太郎 / 岡田晴菜

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TOKYO×PRINT×LANDSCAPE Ⅲ 〜新しい季節をまちながら〜
ハットリアイコ・門馬英美・吉田庄太郎 / 岡田晴菜

2018.12.20(木)~12.26(水)
12:00~19:00
パーティ 12.22(土)17:00~

本展は風景をモチーフに版画で制作活動を行う作家による「東京の今」をテーマに描く展覧会です。同じ「風景を描く」という共通点を持つ3名の作家が「東京」をテーマにそれぞれの視点で現在の23区の日常風景を描きます。本展は1年に1度開催する、4年連続企画です。2018年は第3回目となります。出品するハットリアイコ、吉田庄太郎、門馬英美の3名は武蔵野美術大学で版画を専攻し板目木版、木口木版、シルクスクリーンという技法を用いて「風景」をモチーフに制作を続けている作家です。現在の東京を、それぞれの視点、選んだ技法によって記録をするように紙に風景をつなぎとめていきます。

また本展では版画の複数性を活かし23区を描く限定部数45部のカレンダーを制作いたします。第1回は葛飾区・江戸川区・港区・千代田区・杉並区・渋谷区、第2回は台東区、中央区、文京区、荒川区、北区、新宿区、そして第3回は江東区、目黒区、品川区、中野区、世田谷区、大田区の6区です。普段私たちが見ている「東京」を作家を通して見ることでどんな新しい姿として描かれるのか、版画ならではの、色の重なりやその深みの表現を現在の「浮世絵」を通してお楽しみください。


作家紹介

ハットリアイコ/Aiko Hattori
群馬県出身、2008年 武蔵野美術大学卒業。
主に木版画を作成。

門馬英美/Hidemi Momma
作家HP
東京都出身、2010年 武蔵野美術大学大学院修了。主に版画のシルクスリーン技法を使って「風景」をテーマに制作活動を行う。2013年カナダ・NSCAD大学、2014年アメリカ・コロラド大学にてアーティストインレジデンス

吉田庄太郎
Syotaro Yoshida
1983年生まれ、武蔵野美術大学卒。
主に木口木版を制作。

岡田晴菜/Haruna Okada
2010年 武蔵野美術大学大学院修了